inkcube.org代表のMemorandum

インクジェット,3D,その他テクノロジーについて.

Things to DOメモ

9/7に書いた「時間管理能力」というほどのものではないと思うが,会社時代,特に会社の仕事以外のやるべきことを多く抱えていたころ,「Things to DO」メモを毎日作っていた.

長いスパンでやるべきことではなく,例えば誰かにメールで返事をするとか,会合の日程を連絡するとか,書類を提出するとかささいなことかもしれないが必ずその日にしなければならないことを,朝,自宅で出勤前か,会社についてすぐに小さなメモ用紙にリスト化していた(ちなみにメモ用紙は複写機・プリンタメーカーではよく見られると思うが,プリンタのプリント,あるいは用紙搬送テストに使われた紙がそのままオフィスで再利用されたり,メモ用紙に加工されオフィスにおいてあった).スマホのメモに書いた事もあったが,何故かこの習慣だけは実際に書くことの方が定着した.終了したものをその場ですぐに消せる(チェックする)事が良かったのかも.

リストに記載された項目は毎日10個以上あり,日によって数も違えば内容も違う.また外出して出社する,出社して外出する,あるいは終日外出というように毎日の出社パターンが違っても,帰宅する頃にはいつもメモ用紙のすべてのリストにチェック,すなわち終了マークがついていた.10年以上「Things to Do」リストを作っていたと思うが,この現象は自分でも不思議だった.リストを書き込む際,無意識にその日の出社パターンに合わせて書き込む数(処理できる量)を決めていたのかもしれないが,対外的にやるべきことは出社パターンに関わらず発生するわけだし,不思議だなと思っていた.もちろん翌日に持ち越したものが全くなかったわけではないが.

時間管理能力というおおげさなものではないし,同じようなことをやっている人は多くいると思うが,こういうちょっとした工夫も対外的な仕事をきちんとするのに必要だと思う.